引っ越しをきっかけに断捨離やミニマムな生活を目指すといった話をときどき耳にします。
進学や就職、転勤などきっかけは様々ですが、心機一転して新しい生活をスタートといった意気込みではないかと思います。

いざ、引越作業を始めてみると思ったように片付けが進まないことはないでしょうか？
今回は、引っ越しの際に身の回りをスッキリさせるためのヒントについてご紹介します。

●「収納スペース」を見直す
タンス・食器棚・本棚など収納用途をメインとする大型家具は、個別に購入してお部屋に設置されていることがほとんどではないでしょうか？
裏を返すと本来あったお部屋のスペースを収納用に埋めてしまっているとも言い換えることもできます。
これらの収納家具は単にお部屋のスペースを埋めてしまうだけでなく、中身も伴ってしまうことが特徴として挙げられます。

お引っ越し先に合わせて収納スペースを見直すといった視点から、収納したい洋服、食器、書籍などをスリムにしていくことで全体をスッキリさせるに繋がります。

●「売れるかも」に踏ん切りをつける
健康器具や家電、お子様向けの玩具など使わないけれども「売れるかも」と期待して残してしまっている物はないでしょうか？
淡い期待を胸につい残してしまっている物に踏ん切りをつけるきっかけとして、引っ越しは最適なタイミングの一つと言えます。

捨てることへの抵抗感やもったいなく感じる気持ちは理解ができますが、売れずに残っているモノも場所や空間を取ってしまいます。
「引っ越しだから」と言い訳を作ってあげることで、最後の踏ん切りがつけやすくなります。
なかなか捨てられないと思う場合は、期限を設ける工夫もオススメです。

●処分は人任せにする
自分の物を自分で捨てるというのはどこか後ろ髪を引かれるような気分になります。
しかし、他人が作業している姿を見ているだけだと案外冷静に見届けられるようになります。

引っ越しのタイミングは、ご家族やご友人の手を借りやすいタイミングの一つと言えます。
ご自身が作業をしてしまうとアレコレと出てくる物に気が散ってしまいがちですが、「作業を人におまかせして、必要・不要の判断のみご自身で行う」といった役割分担をしやすいのも引っ越しのタイミングとも言えます。
協力してくれる人に頼ってしまうことも時に必要なことと言えます。

ご紹介のように引っ越しをきっかけとした断捨離やミニマムな生活を進めると心機一転を図れるようになります。
また、引っ越しに伴う荷物が少なくなることで引っ越し費用を抑える副次的な効果も見込まれます。
ご自身で行うことで極力費用を抑えられますが、物量が多い場合は不用品回収業者へ依頼することもご検討ください。

仕分けや不用品処分といった実作業だけでなく、引っ越し作業そのもののご相談もお伺いしております。
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