2023-11-29
古くなった灯油の処分について
20℃近く暖かい日が続いたかと思えば突然寒くなる日もあり、11月らしくない寒暖差の激しい天候が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
突然真冬のような天候がやってきたことで急な冬支度に追われている方も多いことかと思われます。
そんな冬支度でよく当たる壁の一つが古くなった灯油の処分です。
寒い季節に大活躍の灯油ですが、使いきれずにシーズンが終えることが多いのではないでしょうか?
このような形で余ってしまった灯油は一定期間放置すると、劣化し変質が進んでしまいます。
劣化が進んだ灯油を使うと暖房器具の呼称を引き起こすだけでなく、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を引き起こす要因になるなどご家庭での事故に繋がりかねません。
今回は、このような古くなった灯油の処分についてご紹介をします。
●山や川への投棄は絶対NG
古くなった灯油は分類上「廃油」となります。爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物を意味する「特別管理産業廃棄物」と指定され、その取扱、処分は通常の廃棄物よりも厳しく規制されています。
安易な気持ちで山や川へ廃棄すると、不法投棄となり厳しい罰則の対象となってしまいます。
罰則の有無だけでなく、水質汚染や土壌汚染といった生態系の活動や維持にも影響を与えてしまいますので、責任を持って処分することが必須です。
●自治体では処分できない
「廃油」扱いとなる灯油は多くの自治体では適切な処理ができず回収することができません。
一部の自治体では50~100cc未満の少量であれば、布や新聞紙に含ませて捨てられると紹介している場合もございます。
これは、ご家庭内でこぼしてしまった時や給油タンクに少量だけ残った時などを想定した例外的なケースの意味合いが強いので、基本的には法律に従ってご自身で処分していただくこととなります。
自治体の回収に頼る場合は、回収できる条件について細かく確認する必要があります。
●ガソリンスタンドに持ち込む
身近な処分方法として挙げられるのは、ガソリンスタンドへの持ち込みです。
廃油処理が可能なガソリンスタンドではご自身で持ち込みすると処分をしてもらうことができます。
この場合、廃油の処分と一緒に新たに購入ができるので一石二鳥とも言えます。
ただし、全てのガソリンスタンドで対応しているとは限りませんのでご注意が必要です。
セルフ式のガソリンスタンドで受付を行っていない場合や購入時のレシートが必要な場合など、各スタンドでルールが異なります。
処分&購入をご希望するガソリンスタンドさんへ、事前に確認をしてから出発するようにしましょう。
●不用品回収業者に依頼する
最後に不用品回収業者に依頼するケースについても、ご紹介させていただきます。
不用品回収業者でも古くなった灯油の回収を依頼することができます。
不用品回収業者を使うメリットは、自宅に呼ぶことができることと灯油以外の回収もセット依頼できる点です。
例えば、ポリタンクもまとめて回収のご依頼や古くなった暖房器具もまとめて依頼するようなイメージです。
最近では床暖房や電気カーペットなど灯油を使用しない暖房器具も充実しています。灯油の詰め替え作業が体力的負担な方や火元の扱いがご心配な方は、電気系の暖房器具への切り替えすることもオススメです。
ご購入後に使わない暖房器具と灯油をセットで処分することで、物理的にも心理的にもスッキリすることができます。
何年も保管している容器や暖房器具も含めて他に処分するものがないか確認してみてはいかがでしょうか?
古くなった灯油や暖房器具の処分や不用品回収のご相談は、下記までご連絡をお願いいたします。
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