2024-06-10
飲食店様の不用品処分について
ニシダサービスの佐々木です。
飲食店は全国で80万以上の店舗数があると言われています。
業態や店舗の大小に関わらず不用品に発生に頭を抱えることは多く、日々回収に関するご依頼・ご相談をいただきます。
飲食店様から出る不用品類は「事業系ごみ」に分類されるため、自治体の回収を利用することができず「産業廃棄物」として適切な処分が求められます。
ビルやテナントの建物でごみ捨て場所が用意されている場合は、そのことへの意識が薄くなるのかもしれません。
粗大ごみのような建物側で対応していない不用品が発生した時は、ご自身で処分の手配をする必要があります。
今回は、飲食店様が悩みがちな不用品の処分についてご紹介いたします。
●どんなものが不用品に??
継続的に営業していると時には思い掛けない不用品が発生します。
分かりやすい例として、客席で使用するテーブルや椅子といった大型の備品類が挙げられます。
一つ一つの寿命は長いものの消耗品には変わりありません。そのため、時間の経過とともに劣化を起こします。
緩みやグラつきといった不安定な状態になってしまうと、客席用としては不向きとなってしまいます。
スタッフルームやバックヤードで使用する什器やロッカーなども同様に、一定ラインの状態を越えてしまうと入れ替えざるを得ません。
飲食店様では他にも業務用サイズの鍋、フライパン、調理器具、食器などが時間の経過とともに不用品に変わってしまいます。
●消耗品だけではない
ご不用品の発生源は消耗品だけとは限りません。時にはお客様の忘れ物が不用品となる場合があります。
大量の雨傘が傘立てを占拠してしまうご経験されている方も多いのではないでしょうか?
雨傘以外にも衣服・モバイルバッテリー・キャリーケースといった忘れ物が、持ち主不在のまま一定期間を経過して不用品へと変わってしまいます。
保管スペースも有限かと思いますので、ある程度の段階で処分せざるを得ません。
●回収の可否について確認する
このように意図せぬ形で発生した不用品については、回収の可否に関するご確認を最優先にお願いします。
品目やサイズ次第では、通常の回収では対象外になっている場合がございます。
また、追加で回収費用・処分費用が必要な場合や別途手配先を探す場合もございます。
回収ルールに合わせて品目単位で細かく仕分け、ご自身で回収場所まで持ち運ぶ必要もあります。
●不用品回収業者でまとめて処分する
品目をまたがって多くの不用品を処分する場合は、不用品回収業者に依頼することも選択肢と言えます。
不用品回収業者の場合は品目ごとの仕分けや回収場所への持ち出しに係る手間が不要となります。
回収の日時、頻度、物量に合わせたフレキシブルな対応や産業廃棄物処分時に必要なマニフェストの運用にもご対応しております。
ニシダサービスでは、店舗丸ごとのお片付けから単品の回収まで幅広くご相談いただけます。
飲食店の店舗・設備に関する廃品回収のご相談は、下記までご連絡をお願いいたします。